雲行きが怪しくなってきた。(ブログに関しまして)

「ブログに関しまして」なんて大げさなタイトルの記事は書きたくなかった。 書くとしても、もっとずっと後のことだと思っていた。 ならば書かなきゃいいし、書いたところでまた自分がみじめになるのも見えている。 いつだって大小かかわらず問題は油断したと…

特筆することは何もない

9/6 今日も8時に職場に到着。 ボスの部屋に行く。普段通りに挨拶を交わす。スレイマンがいたので早速昨日の謎解き(なぜ、5時間も待ったのか?)にかかる。 「昨日アーデル何時に来た?」 「来たよ。朝」 「え?朝?」 私は私の訳を一番信用していないので3…

マイナーコードな日

9/1 イード初日 朝4時アザーンが鳴る。普段は起きないが、いつもより長く騒がしくて目が覚めてしまった。なんだか近所も騒がしい。が二度寝を決め込む。 朝食後、ソファーで横になる。昨日のことや随分昔のことや今後のことなど時間軸を行き来しながらウトウ…

インシャアッラーの世界

9/5 連休明け 今日から子ども達も新学期。こんな自分でも少し構えて職場に向かう。 道路には猫の死骸。気が滅入る。 だけれども今日も快晴。向こうにはアジュルン城が見える、思えば遠くへ来たもんだと(当初はサモア派遣だったし。)少し想いを馳せてみよう…

陽気な預言者

8/29 朝起きて定点記録を撮りにベランダに出た。寒い。長袖長ズボンが着たいくらいとても寒い。下を見ると駐車してある車に朝露がびっしりとついていた。天気も曇りのような気がする。 (2年間の間にあの建物は完成するかな。) いつもどおり大家に挨拶し家を…

全国的に週に一度くらい静かな日があっていいと思うんだ

8/25 毎週金曜日ムスリムはモスクに集まって集団礼拝をするイスラム文化では大切な日だ。 アジュルンでの初めての金曜日。 都会にいたときは午前中はお店もやっていないが、お昼以降には通常営業だった。朝から営業しているお店もあった。(スターバックスな…

こんな時間が続く訳がないとわかっていても

8/30 (行きのバス車内にて) 「シューシュ!」「ヒロ!」「ヒヤーム!」 名前が飛び交う。 シューシュと呼ぶのはミミとアーデル、ヒロと呼ぶのはブロンド、ヒヤームと呼ぶのはサーレム。 頼むから統一してくれないか? バスに揺られながら、シャツの胸ポケッ…

なんで猫じゃなかったのかなー

飴屋法水『彼の娘』より くんちゃんはさあ、いつから人になったのかなー。 なんで人になったのかなー。 くんちゃんはさー、なんで猫じゃなかったのかなー。 (「小学校が始まる日の朝」飴屋さんの娘さんがこぼした言葉。) 8/27 勤務初日 朝起きて布団の中で…

名は体を表す

8/24 大家のバーバに町一番の大きいスーパーマーケット(現地の人はスルパーマーケットと言う)に連れっていってもらう。小さい商店しかないと思ってた自分にとっては充分な品揃えだ。米や調味料、野菜などを買い込む。キッコーマンの醤油がアジュルンにもあ…

ひたすら眠い毎日だ

どうしようもなく眠い日はたまにあるけれど、アンマンでもこんなに眠くはならなかった。 なんでこんなに眠いのか? 外は暑いが、家がものすごい適温なのだ。エアコンも扇風機も無くてこんなに過ごしやすいとは思わなかった。(そのぶん冬が怖い。) 周りに人…

明けない夜はなかったのさ 

8/22任地のアジュルンへ ドミが3匹仔猫を産んでいたのを教えて貰った。 こりゃあ、めでたいなぁとボケッとしてたら迎えが来た。 いつものユニクロのズボンにアンダーアーマーのTシャツでボケッとしたてら、迎えに来たナショナルスタッフに「ちょっとお前スポ…

そして僕は途方に暮れる

ドミトリー生活では、大体5:30起床6:00にランニングをしていた。 イスラム文化では女性が運動することはタブーとされている。田舎に行けば行くほど敬虔なイスラム教徒が多いため任地のアジュルンに行ったら朝のランニングはできない。 だから都会にいる今の…

暴力的なまでのダイジェスト版

あっという間に語学訓練、ホームステイ、ドミトリー生活が終わった。 7/4〜8/22までの51日間全くブログを更新しなかった。ここまで更新しないとは自分でも驚きだ。 繋がりにくいwifiのせいでも、ドミトリー生活のせいでもない。ただの怠惰だ。 ヒジャブ(ム…

見慣れてしまうということ

気がついたらあっという間に出国前日だった。訓練後は訓練以前の自由さに戸惑いながらも、水を得た魚のようにギターを搔き鳴らし自転車やら車を乗り回す日々。あぁシャバって素晴らしい。(この解放感を味わう為だったらと思ってしまった。いや、二度とごめん…

ぼくたちの70日間戦争

6/14に訓練生活は終わった。マインドコントロールようなキャンパスライフのような…いろんな気持ちが揺れ動いた70日間だった。当初思ったことは、日頃労働に使っている時間を勉強に充てられているという嬉しさだった。逆を言えば、日頃どれだけ労働に時間を消…