ひたすら眠い毎日だ
どうしようもなく眠い日はたまにあるけれど、アンマンでもこんなに眠くはならなかった。
なんでこんなに眠いのか?
外は暑いが、家がものすごい適温なのだ。エアコンも扇風機も無くてこんなに過ごしやすいとは思わなかった。(そのぶん冬が怖い。)
周りに人がいないのと、もともとグータラな性格も手伝っていることは言うまでもない。
自宅周辺散策の日々。
写真はアジュルンのバス停の近く。
田舎のダウンタウンってとこかな。
小さいお店でごった返している。
足りない食器(食器が量り売りなのには驚いた。)などを買ってうろうろしていると、 物乞いの9歳くらいの女の子がついてきた。
汚れたピンクのTシャツに灰色のズボンにサンダル。顔には汚れとそばかすがあった。
無視を決め込んではみたものの、ずっとシャツの裾を引っぱってくる。
困ったなぁと思っていたら、サンダル屋のおじさんが「ハラス、ハラス(行け、行け)」と追い払う。
客人用のサンダルを一つ購入し、その店を後に歩いているとその女の子がまたついてきた。
弱ったなぁ。砂埃の道を早歩きで大通りにでると、いつのまにか女の子はいなくなっていた。
不条理を想う余裕も無く、今後を少しだけ憂いながらとぼとぼと帰路についた。
家の写真は載せられないけれどリビングに飾った絵の写真。
「人はパンだけでなくバラも飾らなければならない。」と言ったのはウイリアム・モリスだったかな。
(正しくは「わたしたちはパンだけでなく、バラも求めよう。
生きることはバラで飾られねばならない」だった。)