明けない夜はなかったのさ 

8/22任地のアジュルンへ

ドミが3匹仔猫を産んでいたのを教えて貰った。

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こりゃあ、めでたいなぁとボケッとしてたら迎えが来た。

いつものユニクロのズボンにアンダーアーマーのTシャツでボケッとしたてら、迎えに来たナショナルスタッフに「ちょっとお前スポーティー過ぎる。フォーマルに着替えてくれ。言うの忘れてごめん今からアンマンの教育局行くから。」と言われ慌てて道路でスーツケース開いてスーツを引っ張り出し着替え、見送ってくれた人にロクに挨拶もできず出発した。なんでいつもこうなんだ?

心の準備もできないままアンマンの教育局へ。その方が緊張しなくていいっちゃいいけど。

たらい回しに4つ事務所に通される。誰が誰だか把握できずに終了。受け入れの前例がない為、挨拶回りがあったようだ。こんな奴でいいんだろーか。

 

ようやくアジュルンに向かう。

近づくにつれ雲が増えてきた。

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(雲を見るだけでこんなにも人は安心するのか。)

 

アジュルン教育局へ

以前会ったカウンターパートだと思って話していたら全然違う人だった。「俺には髪があるけど、アイツには髪がない。」と言われた。確かにそうだった。

3日間休んで日曜から出勤と言われた。(イスラムは金、土が休日)

体調が戻っていないこともありとても嬉しい報せだった。

何年か振りに猛烈に朝寝坊がしたいと思っていた矢先だった。

 

アジュルンの家へ

大家との契約の際、一応アレルギーのことも伝える。ナショナルスタッフが「ガラム、ガラム」と言うからボールペンを渡したら、「それじゃなくてエピペンだよ!」と言われる。とほほ。

契約中、携帯が鳴った。

なんとプレゼンの原稿が見つかったという連絡だった!

原稿が見つからなかったときは何がインシャアッラーだこんちきしょーと思っていたが、見つかったとたんインシャアッラー、マンシャアッラーと口走っていた。

単純な奴である。

 

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 (ベランダになるルマーン(ざくろ))

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(ベランダになるブドウ)

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初日の夜景。

やっといろんな荷物を降ろしてもいいんだと思った。