見慣れてしまうということ

気がついたらあっという間に出国前日だった。
訓練後は訓練以前の自由さに戸惑いながらも、水を得た魚のようにギターを搔き鳴らし自転車やら車を乗り回す日々。
あぁシャバって素晴らしい。
(この解放感を味わう為だったらと思ってしまった。いや、二度とごめんだ。)

ドサまわりをしたり、外で待っててくれた人に会いに行ったり(こう書くとよりシャバ感が増すなぁ)した。

今朝、チビ達(甥)に起こされて階段を降りてく途中こんなものがあった。
f:id:kosekihiromi:20170702140322j:image
ずべし…。
こんなに親切なドッキリの貼り紙ってあるのだろうか?

にも関わらず、寝ボケて引っかかる自分はなんと情けないことか。(ドッキリの内容はドアを開けると上からスリッパが落ちてくる。いかにも小6男子が考えそうなものでした。)
f:id:kosekihiromi:20170702140343j:image
(おまけにリアクション付き。)

そんな家族ともしばらくお別れ。
パッキング地獄でチビ達と全然遊べなかったのがちょっと心残りだ。(2年後なんてきっと同級生と遊ぶのに夢中になってるに決まってる。)

訓練後、毎朝除染で部分的に剥げている信夫山を走っていた。レイチェルカーソンと赤城先生を思い浮かべながら。
看板、朝焼けの街並み、フレコンバック、壁。
「無理矢理がんばらなきゃいけない町」を明日出ていく。