判断と選択の日々⑤

201708-09

ヒトは相対的にしか物事を判断できない。

家出をしてはじめてその家庭の良さ悪さがわかるように。

あの学校が最初だったらと思うと今でもぞっとする。はたして同じように判断して行動できただろうか?判断したとしてもかなり時間を費やしたに違いない。

今思うと、終了した学校はかなり保守的だった。そしてどちらも50代の先生だった。

新しい学校と継続中の学校の先生は比較的若い先生達だ。十把一絡げにはできないが、年齢を重ねれば重ねるほど新しいものを受け入れる力は弱くなるのかもしれない。

(自戒を込めて。)

 

継続中の高校へ。

なんとか一枚の絵を描き終える。生徒、先生達、校長に最後の挨拶を済ませる。

私が出した答えは、思いきって二校とも新しい学校にすることにした。

どうなるかなんてわからないが、とにかく柔らかい土壌を見つけては耕すしかない。

前例がないからか(それだけではないとは思うが)相手も自分もどうしていいかわからないことばかりだった。

たくさんの人があっというまに通り過ぎていった。

気づいたらヨルダンに来て半年が過ぎようとしていた。

言葉を借りる。続けられないから、続けようと思った。

 

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(エムティヤーズ、シャバーブ。お世話になりました。)